0.まえがき
みなさんこんにちは。ベイダーたかはしと申します。
先日キャンプ視察を目的に沖縄へ行ってきたのですが、ベイスターズの一軍キャンプ地(宜野湾市)付近にある「パパイヤとスブイ」というお店でいただいた「イカスミ沖縄そば」が個人的にかなり好みで気に入りました。
優しい味わいの中に海鮮の旨味がしっかり広がるスープが、平べったくモチモチした麺に絡んでとてもおいしかったです。スープの中にたくさん隠れているイカや後入れで足していくニンニクが食べ応えをプラスしてくれる、今回の旅行では一番気に入った一品でした。(ちなみに右はハッカクの香り漂うミニ魯肉飯です。)

さて、今回の記事は「誕生日別に野球チームを作った場合、どの日付のチームが強いチームとなるか」という内容となっています。ただし、本記事では以下の縛りを設けることとします。
- NPB12球団に所属経験のある選手のみを対象とする。
- 1979年4月2日以降に生まれた選手のみを対象とする。
- 外国人選手、育成選手も対象とする。
- NPBで野手登録の選手は野手として、投手登録の選手は投手として起用するものとする。
- 指名打者はなしとする。
- 可能な限り各選手の全盛期を踏まえてオーダーを組むようにする。
本当はもっと昔の選手も対象としたかったのですが、筆者のパワー的な限界を考慮し、本記事執筆時点でNPB現役最年長の石川雅規投手(1980年1月22日生)と同学年までを集計範囲とさせていただきました。ということで今回の集計対象となった約3300名の選手を誕生日別に分けた際、どのようなチームが出来上がるのか見ていきましょう。
- 0.まえがき
- 1.エントリーチーム
- 2.チーム紹介
- ①1月18日生まれチーム
- ②4月2日生まれチーム
- ③4月12日生まれチーム
- ④4月15日生まれチーム
- ⑤4月16日生まれチーム
- ⑥4月17日生まれチーム
- ⑦4月18日生まれチーム
- ⑧4月27日生まれチーム
- ⑨4月28日生まれチーム
- ⑩5月6日生まれチーム
- ⑪5月7日生まれチーム
- ⑫5月17日生まれチーム
- ⑬5月22日生まれチーム
- ⑭5月27日生まれチーム
- ⑮5月29日生まれチーム
- ⑯6月3日生まれチーム
- ⑰6月7日生まれチーム
- ⑱6月15日生まれチーム
- ⑲6月30日生まれチーム
- ⑳7月3日生まれチーム
- ㉑7月7日生まれチーム
- ㉒7月31日生まれチーム
- ㉓8月11日生まれチーム
- ㉔8月16日生まれチーム
- ㉕9月2日生まれチーム
- ㉖10月10日生まれチーム
1.エントリーチーム
先ほども書いた通り、本記事では「NPBで野手登録の選手は野手として、投手登録の選手は投手として起用する」という縛りを設けましたが、その結果野手8名(+投手1名)を集められた誕生日チームはかなり限られてしまっています。今回その縛りを見事クリアできたチームは以下の通りです。
- 1月18日生まれチーム
- 4月2日生まれチーム
- 4月12日生まれチーム
- 4月15日生まれチーム
- 4月16日生まれチーム
- 4月17日生まれチーム
- 4月18日生まれチーム
- 4月27日生まれチーム
- 4月28日生まれチーム
- 5月6日生まれチーム
- 5月7日生まれチーム
- 5月17日生まれチーム
- 5月22日生まれチーム
- 5月27日生まれチーム
- 5月29日生まれチーム
- 6月3日生まれチーム
- 6月7日生まれチーム
- 6月15日生まれチーム
- 6月30日生まれチーム
- 7月3日生まれチーム
- 7月7日生まれチーム
- 7月31日生まれチーム
- 8月11日生まれチーム
- 8月16日生まれチーム
- 9月2日生まれチーム
- 10月10日生まれチーム
巷では「4月生まれ有利説」を唱える声もみかけますが、今回は見事に4月生まれから7月生まれにエントリーの数が偏りました。ただ、そのあたりのメカニズムは根拠の薄い不毛な議論になりそうな気がするので、今回はその点にこれ以上は触れないものとします。
ということで、以下では上記26チームの選手をつらつらと発表させていただきます。なお、一般的な知名度の高い選手ばかりが登場するわけではない点はご了承ください・・・!
なお、選手名の横に記載している成績は、「各選手がNPBもしくはMLBで残したキャリアハイ成績」と筆者が勝手に判断したものです。KBOやLMB、独立Lなど他のプロリーグにおける成績は載せておりません。
2.チーム紹介
①1月18日生まれチーム
【スタメン】
1.吉田賢吾(中)(日本ハム) 打率.217(106-23) 4本 9打点 OPS.665 0盗塁
2.常谷拓輝(遊)(日本ハム) 一軍出場無し
3.高橋周平(三)(中日) 打率.305(394-120) 7本 46打点 OPS.794 1盗塁
4.サビエル・バティスタ(右)(元広島) 打率.269(372-100) 26本 64打点 OPS.863 0盗塁
5.實松一成(捕)(元日本ハムなど) 打率.195(149-29) 6本 19打点 OPS.581 0盗塁
6.ルイス・ヒメネス(一)(元楽天) 打率.260(104-27) 0本 5打点 OPS.608 0盗塁(MLB)
7.戸井零士(二)(阪神) 一軍出場無し
8.高見澤郁魅(左)(横浜) 一軍出場無し
9.南昌輝(投)(元ロッテ) 57登板 62.1回 5勝4敗 16ホールド 防御率2.74
【主な控え投手】
・佐野泰雄(元西武) 44登板 67.2回 2勝2敗 2ホールド 防御率4.39
・カイル・マーティン(元西武) 41登板 41.2回 2勝5敗 1セーブ 10ホールド 防御率3.67
・ジョハン・ドミンゲス(元広島) 6登板 26.2回 1勝1敗 防御率3.71
・ジャスティン・トーマス(元日本ハム) 12登板 13.0回 0勝1敗 防御率6.23(MLB)
・神田直輝(元巨人) 一軍出場無し
・塚本浩二(元ヤクルト) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・金子京介(楽天) 一軍出場無し
【コメント】
いわゆる「早生まれ」の中で唯一のエントリーとなった本チームですが、吉田賢吾選手のセンター起用がやや強引な点を除き、ある程度本職のポジションに野手を配置できている点は悪くありません。また、強みとなるのは3,4番に置いた中軸の2名で、特に高橋周平選手はメンバーの中で随一の実績を誇っており、ナゴヤドームを本拠地にしていた点も含めぱっと見の数字以上に評価すべき存在だと思います。また、バティスタ選手は圧倒的なパワーを武器にリーグ屈指の大砲として鳴らしていました。が…。
一方で投手陣は軸となる存在に欠けている印象です。南昌輝投手、佐野泰雄投手、マーティン投手あたりはブルペンの重要なピースとしてハマっていた時期もありましたが、先発としての実績があまり多くない点は気がかりです。また、他チームと比較して機動力の欠如もやや気になる編成のため、投手戦(貧打戦)に持ち込まれると競り勝ちにくいかもしれません。
②4月2日生まれチーム
【スタメン】
1.姫野優也(中)(元日本ハム) 打率.000(4-0) 0本 0打点 OPS.200 0盗塁
2.中村一生(二)(元中日など) 打率.246(57-14) 0本 4打点 OPS.624 5盗塁
3.正隨優弥(右)(元広島など) 打率.115(26-3) 1本 4打点 OPS.379 0盗塁
4.ブライアン・バーデン(三)(元広島) 打率.281(210-59) 3本 20打点 OPS.739 0盗塁
5.ラファエル・ポロ(一)(元楽天) 一軍出場無し
6.佐藤優悟(左)(元オリックス) 一軍出場無し
7.西川明(遊)(元中日) 打率.143(14-2) 1本 2打点 OPS.557 0盗塁
8.中村亘佑(捕)(元広島) 一軍出場無し
9.佐々木健(投)(西武) 21登板 20.2回 0勝1敗 4ホールド 防御率0.87
【主な控え投手】
・土居豪人(元ロッテ) 14登板 14.1回 0勝0敗 防御率7.53
・田中英祐(元ロッテ) 2登板 6.0回 0勝1敗 防御率13.50
・伊藤拓郎(元横浜) 2登板 2.0回 0勝0敗 1ホールド 防御率0.00
・寺田哲也(元ヤクルト) 1登板 3.0回 0勝0敗 防御率0.00
【主な控え野手】
なし
【コメント】
誕生日としては年度明け最初の日となる4月2日チームですが、チーム力としてはかなり苦しいものがあります。1年間通して一軍に帯同し続けた経験のある選手がほとんどおらず、軸らしい軸が見当たらない編成です。
その中で軸になるとすれば中村一生選手かもしれません。高い身体能力とユーティリティ性を武器にNPB12年間で258試合に出場した実績はチーム内でも随一なことから、彼の起用法が一つのキーとなるでしょう。幸いにも野手全員がある程度適性あるポジションにつけていることから、唯一の現役勢である佐々木健投手を中心とした投手陣がストライクゾーンに投げ込み、打たせてとる野球を展開し接戦に持ち込みたいところです。
③4月12日生まれチーム
【スタメン】
1.小窪哲也(遊)(元広島など) 打率.295(183-54) 2本 16打点 OPS.759 2盗塁
2.松本高明(三)(元広島) 打率.259(135-35) 0本 6打点 OPS.577 8盗塁
3.中山礼都(二)(巨人) 打率.265(287-76) 7本 32打点 OPS.702 1盗塁
4.中川圭太(右)(オリックス) 打率.284(433-123) 12本 53打点 OPS.746 10盗塁
5.ヤディル・ドレイク(左)(元日本ハム) 打率.232(82-19) 1本 3打点 OPS.560 0盗塁
6.小田嶋正邦(一)(元横浜など) 打率.205(44-9) 3本 6打点 OPS.697 0盗塁
7.重松凱人(中)(ソフトバンク) 一軍出場無し
8.新里賢(捕)(元ロッテなど) 打率.250(4-1) 0本 2打点 OPS1.150 0盗塁
9.岩隈久志(投)(元楽天など) 28登板 201.2回 21勝4敗 防御率1.87
【主な控え投手】
・藤浪晋太郎(横浜) 28登板 199.0回 14勝7敗 防御率2.40
・バーチ・スミス(元西武) 50登板 56.1回 4勝1敗 4ホールド 防御率4.95(MLB)
・カイル・バード(元広島) 33登板 21.2回 0勝0敗 11ホールド 防御率4.57
・天野浩一(元広島) 49登板 54.0回 2勝4敗 防御率3.00
・レビ・ロメロ(元巨人など) 41登板 41.0回 1勝3敗 11セーブ 8ホールド 防御率3.29
・エドガー・オルモス(元ロッテ) 6登板 14.0回 1勝0敗 防御率4.50(MLB)
・北之園隆生(元巨人など) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・甲斐雅人(元広島) 打率.250(8-2) 0本 0打点 OPS.500 0盗塁
【コメント】
岩隈久志投手という21世紀でもTOP級のエース投手を抱えている点が何よりもの強みです。その制球力は当時しのぎを削った00年代のTOP級先発投手と比較しても一段上で、NPBだけでなくMLBでも安定した成績を残し続けた点はもっと評価されてほしいと思っています。また、藤浪晋太郎投手も他の日付チームであればエースとなっていておかしくなく、この2枚看板に支えられた投手力はかなりのものです。
一方の野手陣も派手なスター選手こそいませんが、十分にバランスの良い編成といえます。小田嶋正邦選手など下位打線にもパンチ力のある面々が並んでいる点も評価できるポイントです。個人的には、素質を高く評価されながらもなかなか殻を突き破れない重松凱人選手が今シーズンにどのような成績を残すのかは密かに注目しています。
④4月15日生まれチーム
【スタメン】
1.アデイニー・エチェバリア(遊)(元ロッテ) 打率.281(470-132) 5本 48打点 OPS.689 1盗塁(MLB)
2.黒瀬春樹(右)(元西武など) 打率.211(38-8) 1本 5打点 OPS.644 0盗塁
3.堀内謙伍(捕)(楽天) 打率.256(168-43) 3本 18打点 OPS.662 1盗塁
4.安田尚憲(三)(ロッテ) 打率.263(388-102) 9本 47打点 OPS.740 1盗塁
5.下妻貴寛(一)(元楽天) 打率.156(77-12) 1本 9打点 OPS.411 0盗塁
6.加藤壮太(中)(元巨人) 一軍出場無し
7.荻野貴幸(二)(元巨人) 一軍出場無し
8.坂本勇人(左)(元巨人) 一軍出場無し
9.トレイ・ウィンゲンター(投)(西武) 49登板 46.2回 1勝4敗 31ホールド 防御率1.74
【主な控え投手】
・ダウリ・モレッタ(阪神) 55登板 58.0回 5勝2敗 1ホールド 5セーブ 防御率3.72(MLB)
・石川達也(巨人) 41登板 59.0回 5勝4敗 3ホールド 防御率2.14
・星知弥(ヤクルト) 44登板 43.0回 1勝2敗 17ホールド 17セーブ 防御率1.67
・森跳二(元広島) 15登板 21.1回 0勝2敗 1ホールド 防御率5.48
・宮澤太成(西武) 一軍出場無し
・平口寛人(西武) 一軍出場無し
・加藤光教(元中日) 一軍出場無し
【主な控え野手】
なし
【コメント】
本職キャッチャーの選手が非常に多いです。25年に一皮むけた堀内謙伍選手だけでなく、下妻貴寛選手、坂本勇人選手(唐津商)といった強肩の捕手が各ポジションに回っていますが、その代償として攻撃力に不安のある面々ともなってしまいました。近年は攻守に結果が振るわず悪い意味でネタにされがちな安田尚憲選手ですが、少なくとも本チームでは主砲として中心的な役割を担うことは間違いありません。
一方の投手陣には頼れるリリーフ系投手が何名も揃いました。特にMLBでも上位クラスの支配力を誇っていたウィンゲンター投手とモレッタ投手の2枚看板は圧倒的で、MAX160km/hのストレートで奪三振を量産することは間違いありません。先発経験豊富な投手こそさほど多くありませんが、星知弥投手や石川達也投手ら日本人の実力派もおり、ショートイニングで繋いでいけるだけの陣容は揃っていると言えるでしょう。
⑤4月16日生まれチーム
【スタメン】
1.秋山翔吾(右)(広島) 打率.359(602-216) 14本 55打点 OPS.941 17盗塁
2.西川遥輝(中)(日本ハム) 打率.314(493-155) 5本 43打点 OPS.802 41盗塁
3.谷川原健太(捕)(ソフトバンク) 打率.264(72-19) 3本 4打点 OPS.815 0盗塁
4.香月一也(一)(オリックス) 打率.203(59-12) 3本 6打点 OPS.684 0盗塁
5.木村昇吾(遊)(元広島など) 打率.261(238-62) 1本 13打点 OPS.604 4盗塁
6.七野智秀(三)(元横浜) 打率.097(31-3) 1本 1打点 OPS.410 0盗塁
7.大原秉秀(二)(元ヤクルト) 打率.226(31-7) 0本 1打点 OPS.587 1盗塁
8.佐藤正尭(左)(元日本ハム) 一軍出場無し
9.奥川恭伸(投)(ヤクルト) 18登板 105.0回 9勝4敗 防御率3.26
【主な控え投手】
・玉村昇悟(広島) 15登板 76.0回 4勝5敗 防御率2.96
・松永昂大(元ロッテ) 58登板 76.2回 4勝1敗 28ホールド 1セーブ 防御率2.11
・岡野祐一郎(元中日) 11登板 42.1回 2勝2敗 防御率6.17
・キーオン・ケラ(元ヤクルト) 68登板 60.1回 7勝5敗 22ホールド 1セーブ 防御率2.39(MLB)
・山本淳(元西武) 12登板 16.0回 0勝1敗 防御率2.25
・佐藤一磨(オリックス) 5登板 11.2回 1勝1敗 防御率5.40
・横山永遠(日本ハム) 一軍出場無し
・河内康介(オリックス) 一軍出場無し
・奈良木陸(元巨人) 一軍出場無し
【主な控え野手】
なし
【コメント】
何といっても目を引くのは1,2番に配置された世代最強クラスのリードオフマン2名でしょう。今更説明する必要もないですが、秋山翔吾選手、西川遥輝選手の両名は高いアベレージと機動力を武器に数多くのタイトルを獲得してきたレジェンド級の選手で、まさに理想的な上位打線といって過言ではありません。ただし打線全体をみると下位打線に向かうにつれパワーダウンする感じは否めないので、上位で形成したチャンスをいかに得点につなげるかが肝となる布陣となるはずです。
投手陣では奥川恭伸投手と玉村昇悟投手の20代前半の先発系投手が鍵を握ります。彼らはキャリア序盤から才能の片鱗を見せつけた逸材でありますが、その後やや伸び悩んでいる感もある点は気がかりです。この両名は同い年(すなわち同日生まれ)でもありますので、ペナントレースにおける直接対決の投げ合いにもぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
⑥4月17日生まれチーム
【スタメン】
1.宇草孔基(左)(元広島) 打率.291(158-43) 4本 14打点 OPS.764 6盗塁
2.重信慎之介(中)(元巨人) 打率.281(167-47) 2本 13打点 OPS.743 6盗塁
3.黒川史陽(二)(楽天) 打率.299(301-90) 4本 33打点 OPS.745 1盗塁
4.ロニー・ロドリゲス(三)(元日本ハム) 打率.221(276-61) 14本 43打点 OPS.690 3盗塁(MLB)
5.カルロス・モニエル(一)(元中日) 一軍出場無し
6.福田将儀(遊)(元楽天) 打率.216(185-40) 1本 12打点 OPS.547 5盗塁
7.鈴木貴大(右)(ソフトバンク) 一軍出場無し
8.安竹俊喜(捕)(広島) 一軍出場無し
9.宮國椋丞(投)(元巨人など) 17登板 97.0回 6勝2敗 防御率1.86
【主な控え投手】
・今村猛(元広島) 69登板 85.2回 2勝2敗 26ホールド 4セーブ 防御率1.89
・森木大智(元阪神) 2登板 8.2回 0勝2敗 防御率6.23
・田沢由哉(元西武) 一軍出場無し
【主な控え野手】
なし
【コメント】
NPB現役勢では黒川史陽選手の存在がひと際目立ちます。高い打撃センスに加え野球に対する姿勢の部分でも高い評価を聞く存在で、今シーズンは規定打席に到達して本格ブレイクする期待感を十二分に備えます。また、ルーキーの鈴木貴大選手はクラブチーム出身の「隠し玉」的存在ですが、実戦で豪快なホームランを放つなど能力の一端をすでに披露しています。本当にホークス育成選手陣は宝の山というほかありません。
その他、本チームには宇草孔基選手と森木大智投手もおり、この両名は今シーズンから異国の地に戦いの場を移したという共通点があります。特に森木投手のアメリカ挑戦は一野球ファンとして目が離せず、厳しい環境の中での復活、そして開花を願うばかりです。
⑦4月18日生まれチーム
【スタメン】
1.高山俊(左)(元阪神) 打率.275(494-136) 8本 65打点 OPS.707 5盗塁
2.柴田獅子(右)(日本ハム) 野手としては一軍出場無し
3.武田健吾(中)(元オリックス) 打率.295(207-61) 2本 14打点 OPS.683 0盗塁
4.岩本貴裕(三)(元広島) 打率.259(212-55) 14本 36打点 OPS.779 0盗塁
5.佐々木麟太郎(一)(ソフトバンク?) 一軍出場無し
6.熊代聖人(捕)(元西武) 打率.270(115-31) 0本 6打点 OPS.584 2盗塁
7.中本和希(遊)(元オリックスなど) 一軍出場無し
8.丹羽将弥(二)(元オリックス) 一軍出場無し
9.及川雅貴(投)(阪神) 66登板 62.0回 6勝3敗 46ホールド 1セーブ 防御率0.87
【主な控え投手】
・マルコス・マテオ(元阪神) 52登板 55.0回 1勝3敗 7ホールド 20セーブ 防御率1.80
・ピーター・ランバート(元ヤクルト) 21登板 116.1回 3勝11敗 防御率4.26
・石堂克利(元ヤクルト) 16登板 75.1回 6勝7敗 防御率6.93
・西川健太郎(元中日) 12登板 46.0回 1勝6敗 防御率6.26
・中山優人(ロッテ) 一軍出場無し
・水落暢明(元阪神) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・星野ひので(日本ハム) 一軍出場無し
・富永旭(元ロッテ) 一軍出場無し
【コメント】
佐々木麟太郎選手、柴田獅子選手という近年でも有数のスケールを誇る打撃の持ち主を誇る麒麟児たちを抱えているのが本チームの特徴です。佐々木選手はそもそもホークスに入団するかどうか、柴田選手は野手としてのキャリアをどこまで続けるのか、といった点が非常に気になりますが、彼らの成長次第ではとんでもないスケールのチームに仕上がるでしょう。タイガースでリリーフエースを務める及川雅貴投手も含め、3年後には「4月18日」が野球界でもかなり注目度の高い日付となる可能性を有します。
一方で、チーム全体を見ると守備力に不安の残る布陣であることも否定できず、プロでは守備に課題を有していたり、そもそも当該ポジションの経験が少なかったりといった選手がちらほらいます。特に本職のキャッチャーがいない点は懸念材料でしたが、プロ入り後はユーティリティ性を武器に重宝された熊代聖人選手はキャッチャー守備練習の経験を有していますので、なんとか致命的な穴を空けずに済みました。
⑧4月27日生まれチーム
【スタメン】
1.知念大成(右)(巨人) 一軍出場無し
2.石川慎吾(一)(ロッテ) 打率.242(236-57) 5本 20打点 OPS.668 2盗塁
3.アレハンドロ・セゴビア(左)(元楽天) 一軍出場無し
4.J.D.デービス(三)(元西武) 打率.307(410-126) 22本 57打点 OPS.895 3盗塁(MLB)
5.クリスチャン・ベロア(二)(元中日) 一軍出場無し
6.北野洸貴(遊)(元ヤクルト) 一軍出場無し
7.吉田利一(捕)(元中日) 一軍出場無し
8.鈴木大和(中)(巨人) 一軍出場無し
9.ブライアン・サモンズ(投)(元ロッテ) 16登板 85.2回 5勝5敗 1ホールド 防御率3.78
【主な控え投手】
・澤田圭佑(ロッテ) 47登板 49.2回 5勝0敗 8ホールド 防御率2.54
・廣澤優(ヤクルト) 一軍出場無し
・レイミン・ラモス(元巨人) 一軍出場無し
【主な控え野手】
なし
【コメント】
全盛期の実力を考えれば中心たる選手はデービス選手です。NPBでは途中加入ということもあり必ずしも満足な活躍を見せることはできませんでしたが、数年前まではMLBでもレギュラー格として奮闘した強打の内野手であることを忘れてはいけません。また、サモンズ投手、澤田圭佑投手、石川慎吾選手のマリーンズ勢も目立ちます。このうちサモンズ投手は25年オフで退団、澤田投手と石川選手も若返りを図るチーム事情の中であまりよい立場とは言い難い状況ですが、ベテランらしい要所での活躍を期待したいところです。
その他、育成枠ながらチームでも屈指のプロスペクトと目される廣澤優投手の開花にも注目したいところです。MAX159km/hのストレートを193cmのたくましい身体から放つ剛腕候補で、本人も目標とするクローザーの座を十分に視界に捉えている存在です。
⑨4月28日生まれチーム
【スタメン】
1.橋本到(中)(元巨人) 打率.256(351-90) 4本 35打点 OPS.653 11盗塁
2.大西宏明(左)(元近鉄など) 打率.265(272-72) 10本 43打点 OPS.773 5盗塁
3.川本良平(三)(元ヤクルトなど) 打率.208(144-30) 7本 19打点 OPS.691 6盗塁
4.西田明央(一)(元ヤクルト) 打率.243(222-54) 7本 25打点 OPS.722 0盗塁
5.白根尚貴(二)(元ソフトバンクなど) 打率.231(13-3) 1本 2打点 OPS.692 0盗塁
6.豊田寛(右)(阪神) 打率.232(56-13) 0本 4打点 OPS.583 0盗塁
7.加藤政義(遊)(元日本ハムなど) 打率.263(38-10) 0本 2打点 OPS.572 0盗塁
8.長坂拳弥(捕)(阪神) 打率.175(40-7) 0本 1打点 OPS.425 0盗塁
9.カイル・ケラー(投)(元阪神など) 52登板 47.0回 2勝2敗 20ホールド 1セーブ 防御率1.53
【主な控え投手】
・橋本健太郎(元阪神など) 51登板 66.2回 2勝2敗 9ホールド 1セーブ 防御率2.30
・ショーン・ダグラス(元広島など) 20登板 97.2回 9勝6敗 防御率3.41
・ディロン・ジー(元中日) 32登板 199.0回 12勝11敗 防御率3.62(MLB)
・ヨスラン・エレラ(元横浜) 52登板 51.2回 5勝4敗 22ホールド 防御率2.96
・ロムロ・サンチェス(元楽天) 15登板 16.1回 0勝2敗 防御率4.96
・山口翔(元広島) 9登板 26.0回 1勝3敗 防御率4.85
・松川誉弘(元西武) 一軍出場無し
・小林亮寛(元ロッテ) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・加藤晴空(元ソフトバンク) 一軍出場無し
・杉本昌都(元横浜) 一軍出場無し
【コメント】
他チームと比較してひと際目立つようなタレントはいないものの、NPB一軍経験者のみでオーダーを組める点は朗報といえます。本チームでは随一の実績を誇る大西宏明選手をはじめ、右のパンチ力ある打者が数多く並んでおり、特に対左投手相手には怖さを与えてくれるはずです。
ただ、このチームの現役NPB勢が豊田寛選手と長坂拳弥選手の2名のみとなっている点はやや寂しいところです。この両名はタイガースでも必ずしも良い立場だとはいえず、若手の突き上げに対抗しなければならない状況にあります。今シーズンの4月28日時点で彼らが一軍戦力に食い込めているかは一つ注目したいところですが、そのためにはオープン戦、そしてペナントレース序盤で猛アピールしなければいけないでしょう。
⑩5月6日生まれチーム
【スタメン】
1.藤原恭大(中)(ロッテ) 打率.271(409-111) 4本 24打点 OPS.694 15盗塁
2.ヘラルド・パーラ(左)(元巨人) 打率.291(547-159) 14本 51打点 OPS.780 14盗塁(MLB)
3.石井一成(二)(西武) 打率.259(332-86) 6本 30打点 OPS.689 3盗塁
4.ジョーイ・メネセス(一)(元オリックス) 打率.275(611-168) 13本 89打点 OPS.722 0盗塁(MLB)
5.菅野剛士(右)(元ロッテ) 打率.260(223-58) 2本 20打点 OPS.748 1盗塁
6.髙田知季(遊)(元ソフトバンク) 打率.237(156-37) 1本 11打点 OPS.580 4盗塁
7.西谷尚徳(三)(元楽天など) 打率.357(28-10) 0本 4打点 OPS.808 0盗塁
8.江村直也(捕)(元ロッテ) 打率.171(117-20) 0本 7打点 OPS.385 0盗塁
9.西村天裕(投)(元日本ハムなど) 44登板 43.1回 4勝0敗 14ホールド 防御率1.25
【主な控え投手】
・長田秀一郎(元西武など) 53登板 46.1回 2勝1敗 26ホールド 1セーブ 防御率2.53
・中村来生(元広島) 一軍出場無し
・山野恭介(元広島) 一軍出場無し
・エルネスト・ペレイラ(元中日) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・鞘師智也(元広島) 打率.214(14-3) 0本 1打点 OPS.527 0盗塁
・中村公治(元中日) 打率.233(43-10) 0本 2打点 OPS.562 0盗塁
・難波侑平(元日本ハム) 一軍出場無し
・木村聡司(元広島) 一軍出場無し
【コメント】
パーラ選手、メネセス選手といった、NPBでは振るわなかったもののMLBでハイレベルな結果を残した助っ人の存在もあり、全体的に高いレベルの打線を組むことができています。特にメネセス選手は前回WBCに続き今回も代表に選出されており、前回以上に攻撃力の増したメキシコ打線においてどれほどの存在感を示せるか見届けていきたいところです。また、この両助っ人だけでなく、藤原恭大選手、石井一成選手など、攻守に総合力の高い日本人左打者も複数揃っており、今回登場するチームの中ではかなり穴の少ない野手陣と言って間違いありません。
問題は投手陣で、西村天裕投手と長田秀一郎投手といった強気さがセールスポイントの右のリリーバーこそいるものの、全体的には質/量ともに物足りません。前述の通り守備面も含めて野手陣のレベルは高いだけに、いかに投手陣がストライクゾーンで勝負できるかが鍵を握ります。
⑪5月7日生まれチーム
【スタメン】
1.アレクサンダー・カナリオ(中)(西武) 打率.218(216-47) 6本 20打点 OPS.612 3盗塁(MLB)
2.永江恭平(遊)(元西武) 打率.182(88-16) 0本 3打点 OPS.487 0盗塁
3.筧裕次郎(捕)(元オリックス) 打率.000(1-0) 0本 0打点 OPS.000 0盗塁
4.ブライト健太(一)(中日) 打率.259(139-36) 3本 20打点 OPS.760 0盗塁
5.坂本大空也(右)(元横浜) 一軍出場無し
6.小林珠維(三)(元ソフトバンク) 一軍出場無し
7.長崎元(左)(元広島) 一軍出場無し
8.寺田祐也(二)(元阪神) 一軍出場無し
9.三嶋一輝(投)(元横浜) 34登板 146.1回 6勝9敗 1ホールド 防御率3.94
【主な控え投手】
・篠木健太郎(横浜) 3登板 5.1回 0勝1敗 1ホールド 防御率10.13
・ショーン・ジェリー(オリックス) 58登板 80.2回 3勝4敗 7ホールド 防御率3.90(MLB)
・杉山春樹(元西武) 一軍出場無し
【主な控え野手】
なし
【コメント】
本チームでキャッチャーを務める筧裕次郎選手はプロでは内野手を務めたプレーヤーですが、高校時代は明徳義塾でキャッチャーを主戦場としていたので、一応適性のあるポジションといえます。ちなみにご存じの方も多いかと思いますが、明徳義塾は名称馬淵史郎監督のもとでプロに数々のキャッチャーを輩出しており、伊藤光選手や古賀優大選手、寺地隆成選手、藤森海斗選手といった好選手が育っています。
正直本チームはあまり選手層の厚い顔ぶれではありませんが、それだけにカナリオ選手やジェリー投手といった新助っ人勢が鍵を握っています。カナリオ選手はロマンあふれる身体能力、ジェリー投手は213cmの圧倒的な身長という尖った魅力を備えており、両名ともNPBに適応させるにはかなり難易度の高い素材ですが、それだけに球団の育成能力が問われるともいえるでしょう。
⑫5月17日生まれチーム
【スタメン】
1.泉口友汰(遊)(巨人) 打率.301(512-154) 6本 39打点 OPS.755 4盗塁
2.長谷川信哉(右)(西武) 打率.225(400-90) 6本 36打点 OPS.611 9盗塁
3.ブライアン・オグレディ(左)(元西武) 打率.213(404-86) 15本 46打点 OPS.695 2盗塁
4.松田宣浩(三)(元ソフトバンクなど) 打率.287(533-153) 35本 94打点 OPS.889 8盗塁
5.元謙太(中)(オリックス) 打率.250(8-2) 0本 1打点 OPS.500 0盗塁
6.藤井宏政(捕)(元阪神) 一軍出場無し
7.溝脇隼人(二)(元中日) 打率.252(139-35) 0本 9打点 OPS.591 2盗塁
8.豊福晃司(一)(元ソフトバンク) 一軍出場無し
9.木佐貫洋(投)(元巨人など) 26登板 148.2回 12勝9敗 防御率3.09
【主な控え投手】
・阿部剣友(元巨人) 一軍出場無し
・高山優希(元日本ハム) 一軍出場無し
・松田翔太(元広島) 一軍出場無し
・松本遼大(日本ハム) 一軍出場無し
【主な控え野手】
なし
【コメント】
上位打線の顔ぶれはかなり魅力的です。特に25年にブレイクを果たした泉口友汰選手と平成後期を代表する名サード松田宣浩選手によって形成される三遊間は攻守の両面でトップクラスの実力を有しており、得点量産のみならず守備による失点抑止にも大いに期待できます。また長年先発ローテの一角として各球団で活躍を見せた木佐貫洋投手の存在も大きく、ぱっと見は華々しい面々にも思えます。
しかし、残念ながら本チームはキャッチャー経験のある選手がおらず、その点は致命的と言わざるを得ません。勝手ながら今回キャッチャー起用した藤井宏政選手は遠投100mのまずまずの肩を有していますが・・・。また、木佐貫投手以外の投手の実績に乏しい点もやや苦しさがあります。育成枠ながら着実に成長を見せている松本遼大投手の覚醒に期待したいところです。
⑬5月22日生まれチーム
【スタメン】
1.勝又温史(中)(横浜) 打率.333(9-3) 0本 0打点 OPS.667 0盗塁
2.河野聡太(遊)(オリックス) 一軍出場無し
3.カーソン・マッカスカー(左)(楽天) 打率.172(29-5) 0本 1打点 OPS.372 0盗塁(MLB)
4.チャド・トレーシー(三)(元広島) 打率.308(503-155) 27本 72打点 OPS.911 3盗塁(MLB)
5.清水優心(捕)(日本ハム) 打率.259(216-56) 5本 24打点 OPS.686 0盗塁
6.森章剛(右)(元中日など) 打率.219(32-7) 3本 6打点 OPS.765 0盗塁
7.駒居鉄平(一)(元日本ハム) 打率.000(1-0) 0本 0打点 OPS.000 0盗塁
8.湊川誠隆(二)(元中日) 一軍出場無し
9.リック・バンデンハーク(投)(元ソフトバンクなど) 25登板 153.0回 13勝7敗 防御率3.24
【主な控え投手】
・荘司宏太(ヤクルト) 45登板 42.2回 2勝1敗 28ホールド 防御率1.05
・田川賢吾(元ヤクルト) 4登板 15.1回 1勝2敗 防御率7.63
・金伏ウーゴ(元ヤクルトなど) 1登板 0.2回 0勝0敗 防御率13.50
・林彦峰(元ロッテ) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・矢野泰二郎(ヤクルト) 一軍出場無し
【コメント】
4番に起用したトレーシー選手はNPBでこそあまり振るいませんでしたが、MLB通算89発を誇るカープ助っ人史上でも有数の実績を持つ大砲です。全体的にパンチ力こそあるものの実績にやや乏しい面々が目立つ中ではひと際目立つ存在と言っていいでしょう。また、ショート河野聡太選手は安定した守備力の持ち主で、紅林弘太郎選手の控え候補に欠けるバファローズのショート陣においてステップアップを期待したい若手です。
一方の投手陣では今回エース格に据えたバンデンハーク投手を含め、スワローズ勢が中心となる顔ぶれです。昨シーズン新人王荘司宏太投手の防御率1.05という数字はさすがに出来すぎな感も否めない印象ですが、とはいえ縦変化量の大きいストレートとチェンジアップのコンビネーションは唯一無二ですので、その武器をさらに磨いて2年目のジンクスに負けない活躍を見たいところです。
⑭5月27日生まれチーム
【スタメン】
1.寺内崇幸(遊)(元巨人) 打率.241(191-46) 1本 5打点 OPS.600 11盗塁
2.堂上剛裕(左)(元中日) 打率.282(156-44) 4本 17打点 OPS.725 1盗塁
3.横尾俊建(三)(元日本ハムなど) 打率.239(134-32) 7本 20打点 OPS.727 0盗塁
4.末包昇大(右)(広島) 打率.243(437-106) 11本 62打点 OPS.669 2盗塁
5.エスタミー・ウレーニャ(一)(元巨人など) 打率.167(18-3) 0本 0打点 OPS.417 0盗塁
6.井藤真吾(中)(元中日) 打率.000(4-0) 0本 0打点 OPS.000 0盗塁
7.藤澤拓斗(二)(元中日) 一軍出場無し
8.盛島稜大(捕)(ソフトバンク) 一軍出場無し
9.斉藤優汰(投)(広島) 2登板 5.2回 0勝1敗 防御率7.94
【主な控え投手】
・石田駿(元楽天) 一軍出場無し
・神宮僚介(ソフトバンク) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・谷川唯人(元ロッテ) 一軍出場無し
【コメント】
本記事で登場する中では現状最も投手陣の苦しいチームの一つです。世代ではトップクラスのポテンシャルの持ち主としてドラフト1位指名を受けた斉藤優汰投手は少しずつ成長の跡を見せているものの殻を突き破るには至っておらず、高卒4年目となる今シーズンこそは確かな歩みを見せたいところです。
逆に斉藤投手と同い年(つまり同日生まれ)の盛島稜大選手は22年ドラフトで最後に名前を呼ばれた育成14位の捕手ですが、その大きな身体に見合ったパワーと技術が徐々についてきており、多士済々たるホークス育成選手の中でも注目を浴びる存在です。斉藤投手と盛島選手という対照的な入口の2名が今シーズンにどのような成長を遂げるのかは気になるところです。
5月27日チーム全体としては堂上剛裕選手、横尾俊建選手、末包昇大選手などホームランの弾道に魅力を感じる和製大砲候補が複数いるだけに、盛島選手がそこに並ぶ存在となれるかは要注目です。
⑮5月29日生まれチーム
【スタメン】
1.金子一輝(遊)(元西武) 打率.357(14-5) 1本 2打点 OPS1.000 0盗塁
2.坂倉将吾(捕)(広島) 打率.315(422-133) 12本 68打点 OPS.857 4盗塁
3.タイラー・ネビン(右)(西武) 打率.277(509-141) 21本 63打点 OPS.794 2盗塁
4.金泰均(一)(元ロッテ) 打率.268(527-141) 21本 92打点 OPS.786 0盗塁
5.高島毅(二)(元オリックス) 一軍出場無し
6.中神拓都(中)(元広島) 一軍出場無し
7.曽布川ザイレン(左)(ソフトバンク) 一軍出場無し
8.桑原秀侍(三)(ソフトバンク) 一軍出場無し
9.中森俊介(投)(ロッテ) 25登板 29.1回 2勝2敗 10ホールド 5セーブ 防御率1.23
【主な控え投手】
・近藤大亮(元オリックスなど) 55登板 55.2回 1勝1敗 25ホールド 1セーブ 防御率3.07
・高橋聡文(元中日など) 63登板 61.1回 4勝1敗 31ホールド 防御率1.61
・コナー・メネズ(元日本ハム) 15登板 25.0回 1勝0敗 6ホールド 防御率1.08
・ベク・チャスン(元オリックス) 32登板 141.0回 6勝10敗 防御率4.79(MLB)
【主な控え野手】
・松井聖(元ヤクルト) 一軍出場無し
・大橋雅法(元阪神) 一軍出場無し
【コメント】
5月29日チームの強みとなるのは坂倉将吾選手、ネビン選手、金泰均選手の強打者トリオです。今シーズンの坂倉選手は順調に出場を重ねれば国内FA権を取得するわけですので、そういう意味でもやや下降気味の成績をどのように戻してくるかは注目です。自らの市場価値を上げる活躍ぶりに期待したいところです。
また、投手陣にも更なる飛躍に期待のかかる中森俊介投手をはじめ、バランスよく実力者が揃っています。個人的には、近藤大亮投手が25年のオープン戦で緊急降板したシーンがかなり脳に焼き付いていることから、どうにかしてもう一度一軍の舞台で輝く姿を見たかったところです。総合的には攻守両面である程度見栄えのする布陣を組めていると言えます。
⑯6月3日生まれチーム
【スタメン】
1.川崎宗則(遊)(元ソフトバンクなど) 打率.316(602-190) 4本 53打点 OPS.765 30盗塁
2.牧田明久(中)(元楽天など) 打率.225(378-85) 9本 53打点 OPS.614 5盗塁
3.柘植世那(捕)(西武) 打率.184(125-23) 0本 13打点 OPS.430 0盗塁
4.ザック・ラッツ(三)(元楽天) 打率.314(51-16) 5本 18打点 OPS1.046 1盗塁
5.藤田悠太郎(一)(ソフトバンク) 打率.---(-) 0本 0打点 OPS.--- 0盗塁
6.グレゴリー・ベロス(二)(元オリックス) 一軍出場無し
7.金川直樹(右)(元横浜) 一軍出場無し
8.原大輝(左)(元オリックス) 一軍出場無し
9.加藤貴之(投)(日本ハム) 22登板 147.2回 8勝7敗 1ホールド 防御率2.01
【主な控え投手】
・秦裕二(元横浜) 33登板 76.2回 5勝3敗 防御率2.93
・小川一平(阪神) 19登板 21.1回 1勝0敗 2ホールド 防御率2.95
・高田孝一(元楽天) 7登板 9.2回 0勝0敗 防御率1.86
・齊藤大将(元西武など) 16登板 16.2回 1勝3敗 1ホールド 防御率7.02
・相沢晋(元楽天) 5登板 7.1回 0勝1敗 防御率9.82
・二神一人(元阪神) 12登板 14.0回 0勝0敗 防御率2.57
・引地秀一郎(元楽天) 一軍出場無し
・髙田周平(元阪神) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・保科広一(元巨人) 一軍出場無し
【コメント】
独立リーグやドバイの地で今なお溌剌とした姿を見せる川崎宗則選手と、歴代屈指のコントロールが自慢の加藤貴之投手の2名が投打における中心人物です。この2名に続くのは牧田明久選手やラッツ選手あたりの元イーグルス勢あたりになってくるでしょうが、全体的には心許ない布陣という印象は否めません。加藤投手が自慢の制球で平凡なショートゴロを量産していくことがこのチームの必勝法となるでしょう。
ちなみに、今回3番キャッチャーに配置した柘植世那選手は、プロ初ホームランを加藤投手から放っています。現状の柘植選手はライオンズ内でかなり挽回が必要な立場にありますが、もし加藤投手との対戦が実現した際はこうした情報を頭に入れて注目するのもよいのではないでしょうか。
⑰6月7日生まれチーム
【スタメン】
1.宗佑磨(右)(オリックス) 打率.272(481-131) 9本 42打点 OPS.728 8盗塁
2.呉念庭(二)(元西武) 打率.238(425-101) 10本 48打点 OPS.658 3盗塁
3.小園海斗(遊)(広島) 打率.309(521-161) 3本 47打点 OPS.753 12盗塁
4.石塚綜一郎(左)(ソフトバンク) 打率.236(55-13) 0本 6打点 OPS.609 0盗塁
5.チェイス・ランビン(一)(元ロッテ) 打率.192(120-23) 4本 12打点 OPS.612 0盗塁
6.三好匠(三)(元楽天など) 打率.243(103-25) 1本 9打点 OPS.648 0盗塁
7.小林誠司(捕)(巨人) 打率.204(398-81) 4本 35打点 OPS.545 2盗塁
8.渡邉大樹(中)(元ヤクルトなど) 打率.171(35-6) 0本 3打点 OPS.445 5盗塁
9.松岡健一(投)(元ヤクルト) 65登板 71.1回 5勝3敗 29ホールド 防御率1.39
【主な控え投手】
・ダグ・マシス(元ロッテ) 24登板 42.2回 0勝1敗 1ホールド 1セーブ 防御率3.16(MLB)
・草野陽斗(元横浜) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・市川卓(元日本ハム) 打率.000(2-0) 0本 0打点 OPS.333 0盗塁
・野村和輝(元西武) 一軍出場無し
・高橋勇丞(元阪神) 一軍出場無し
・田中健太郎(元巨人) 一軍出場無し
【コメント】
野手陣の総合力の高さは今回登場するチームの中でもトップクラスです。25年セ首位打者小園海斗選手を筆頭に、1~3番には高い身体能力を備える左の巧打者たちが集います。また、下位打線の面々は攻撃力こそやや見劣りしますが、それでも甘いマスクを武器に野球界トップの人気を誇った小林誠司選手をはじめ、堅い守備力と意外性のある打撃を武器に一軍の舞台でも一定の活躍を見せた好選手が揃っています。走攻守のいずれをとっても弱点の少ないオーダーとなっており、個人的には今回登場する26チームの中でも野手陣は最も好みです。
その反面、投手陣の層の薄さはかなり致命的と言わざるを得ません。10年以上にわたりスワローズブルペンを支え続けた鉄腕松岡健一投手こそいますが、あとの2名はNPBでの実績に乏しい存在です。このチームで勝利を目指すには現役時代以上に松岡投手の大車輪の働きが必須条件となってくるでしょう。
⑱6月15日生まれチーム
【スタメン】
1.武藤敦貴(中)(楽天) 打率.250(88-22) 1本 9打点 OPS.698 1盗塁
2.加藤響(二)(横浜) 打率.176(17-3) 0本 0打点 OPS.399 0盗塁
3.木浪聖也(遊)(阪神) 打率.267(408-109) 1本 41打点 OPS.653 0盗塁
4.大島裕行(一)(元西武など) 打率.307(254-78) 7本 33打点 OPS.809 2盗塁
5.ブランドン大河(三)(元西武) 打率.247(81-20) 3本 8打点 OPS.697 0盗塁
6.桑原義行(左)(元横浜) 打率.381(21-8) 0本 0打点 OPS.885 1盗塁
7.古市尊(捕)(横浜) 打率.444(18-8) 0本 0打点 OPS.918 0盗塁
8.山田真介(右)(元巨人など) 打率.262(61-16) 0本 0打点 OPS.607 0盗塁
9.野上亮磨(投)(元西武など) 24登板 144.0回 11勝10敗 防御率3.63
【主な控え投手】
・東明大貴(元オリックス) 25登板 161.1回 10勝8敗 防御率3.35
・山崎颯一郎(オリックス) 53登板 52.0回 1勝1敗 27ホールド 9セーブ 防御率2.08
・森浦大輔(広島) 60登板 55.1回 2勝3敗 25ホールド 12セーブ 防御率1.63
・クレイトン・ハミルトン(元横浜) 18登板 36.1回 1勝4敗 防御率7.18
・長谷川潤(元巨人) 3登板 6.1回 0勝1敗 防御率8.53
・中島彰吾(元ヤクルト) 3登板 3.0回 0勝0敗 防御率6.00
【主な控え野手】
なし
【コメント】
投手陣は今回登場する26チームの中でもかなり強力な部類です。技巧派の野上亮磨投手、本格派の東明大貴投手という2桁勝利経験者の2名のうちどちらをファーストチョイスに設定するか悩みましたが、通算成績を重視し今回は野上投手をチョイスしました。また、山崎颯一郎投手と森浦大輔投手は生まれ年も含めて同じであり、山崎投手が不振気味とはいえ、セパの支配力の高い中継ぎエース格2名が全く同じ日に生まれたことは不思議な縁も感じてしまいます。
一方の野手に目を向けると、やや玄人好みなメンバーながらも1~8番まで実力派が揃った好布陣といえます。贔屓のベイスターズ勢を除くと個人的に今シーズン注目したいのが武藤敦貴選手で、バネのある身体能力を武器に昨年1年間の中でも成長の跡が見えた印象を持っており、佐藤直樹選手が加入したとはいえ比較的入り込む余地のあるイーグルス外野陣にてどのような立ち位置を築けるかは要チェックです。
⑲6月30日生まれチーム
【スタメン】
1.内山壮真(遊)(ヤクルト) 打率.262(423-111) 8本 48打点 OPS.712 8盗塁
2.トッド・リンデン(二)(元楽天) 打率.292(284-83) 12本 37打点 OPS.862 2盗塁
3.ヘスス・アギラー(一)(元西武) 打率.274(492-135) 35本 108打点 OPS.890 0盗塁(MLB)
4.岡本和真(右)(TOR) 打率.278(503-140) 41本 93打点 OPS.958 0盗塁
5.ディーン・グリーン(左)(元ヤクルト) 打率.194(72-14) 2本 8打点 OPS.590 0盗塁
6.川越誠司(中)(中日) 打率.259(139-36) 2本 14打点 OPS.727 2盗塁
7.岡田雅利(捕)(元西武) 打率.272(92-25) 3本 7打点 OPS.729 0盗塁
8.櫻井ユウヤ(三)(ロッテ) 一軍出場無し
9.越智大祐(投)(元巨人) 68登板 71.1回 3勝3敗 10ホールド 防御率2.40
【主な控え投手】
・大原慎司(元横浜) 58登板 48.0回 2勝0敗 17ホールド 2セーブ 防御率3.00
・上園啓史(元阪神など) 17登板 85.2回 8勝5敗 防御率2.42
・ライアン・クック(元巨人) 71登板 73.1回 6勝2敗 21ホールド 14セーブ 防御率2.09(MLB)
【主な控え野手】
・釣寿生(元オリックス) 一軍出場無し
・白川大輔(元ロッテ) 一軍出場無し
【コメント】
本記事に登場するチームでは最強クラスの重量打線を組むことに成功しました。現役日本人右打者では最強クラスの岡本和真選手を中軸に据えるだけでなく、スワローズの次世代の中心選手たる内山壮真選手、問題児ながら実力は確かなリンデン選手、MLBでは巨漢大砲として鳴らしたアギラー選手など、とにかく一発長打の魅力にあふれた顔ぶれがそろいます。下位打線にもパンチ力ある面々が並んでおり、今年の高卒ルーキーではNo.1のパワーを誇る櫻井ユウヤ選手を8番に置いて全く違和感がありません。
その反面、守備走塁に関してはあまり強みを見出せない布陣ともなってしまっています。センターに川越誠司選手、ショートに内山選手など、全く経験のないポジションではないものの、控えめに言って「未知数」なポジションに配置されている選手がほとんどです。幸い投手陣は少数ながら実力者を揃えていますので、とにかく打ち勝つゲーム展開に持ち込めば十分に勝機はあるでしょう。
⑳7月3日生まれチーム
【スタメン】
1.松本哲也(中)(元巨人) 打率.293(372-109) 0本 15打点 OPS.665 16盗塁
2.藤田一也(二)(元横浜など) 打率.275(466-128) 1本 48打点 OPS.646 3盗塁
3.田中広輔(遊)(元広島) 打率.290(565-164) 8本 60打点 OPS.805 35盗塁
4.井上晴哉(一)(元ロッテ) 打率.292(476-139) 24本 99打点 OPS.880 1盗塁
5.ヤンハービス・ソラーテ(左)(元阪神) 打率.270(526-142) 14本 63打点 OPS.748 1盗塁(MLB)
6.東妻純平(捕)(横浜) 打率.500(2-1) 0本 1打点 OPS1.500 0盗塁
7.中澤恒貴(三)(ソフトバンク) 一軍出場無し
8.中村宜聖(右)(元ソフトバンク) 一軍出場無し
9.大沼幸二(投)(元西武など) 54登板 66.0回 4勝7敗 15ホールド 1セーブ 防御率3.14
【主な控え投手】
・ジョン・コロンカ(元オリックス) 23登板 125.0回 7勝7敗 防御率5.69(MLB)
・小林賢司(元オリックス) 2登板 1.0回 0勝0敗 防御率0.00
・グレッグ・レイノルズ(元西武) 12登板 61.0回 3勝7敗 防御率5.46
・河野優作(巨人) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・山下浩宜(元巨人) 一軍出場無し
【コメント】
キャッチャーの東妻純平選手は近年様々なポジションでの起用が増えているとはいえ、全体を通して見るとセンターラインの堅さは今回登場するチームの中でも屈指です。松本哲也選手、藤田一也選手、田中広輔選手の3名は攻守にいやらしい働きをしてくれることは間違いなく、リーグ優勝のピースとなった点からも非常に頼もしい存在です。ホークス育成選手の中でも存在感を示している中澤恒貴選手も含め、内野陣の堅さという目線でもかなりのレベルにあります。
ただし、その守備力を存分に活かせる投手がいるとは言い難い点は懸念材料です。実績面では一部界隈でカルト的な人気を誇る大沼幸二投手がリードしていますが、大沼投手も力のある速球を投じる反面、不安定さも目立つタイプの投手です。一癖ある投手陣を東妻選手がいかにリードするかが鍵となるでしょう。
㉑7月7日生まれチーム
【スタメン】
1.坂口智隆(中)(元オリックスなど) 打率.317(526-167) 5本 50打点 OPS.797 16盗塁
2.塀内久雄(二)(元ロッテ) 打率.302(96-29) 4本 10打点 OPS.837 0盗塁
3.楠本泰史(右)(元横浜など) 打率.252(282-71) 6本 26打点 OPS.683 6盗塁
4.フランミル・レイエス(一)(日本ハム) 打率.277(476-132) 32本 90打点 OPS.861 0盗塁
5.野本圭(左)(元中日) 打率.251(175-44) 2本 13打点 OPS.623 1盗塁
6.渡邉悠斗(三)(広島) 打率.125(8-1) 0本 1打点 OPS.250 0盗塁
7.大里昂生(遊)(オリックス) 打率.235(153-36) 2本 8打点 OPS.630 5盗塁
8.靍岡賢二郎(捕)(元横浜) 打率.267(45-12) 0本 2打点 OPS.593 0盗塁
9.小島和哉(投)(ロッテ) 25登板 163.1回 12勝10敗 防御率3.58
【主な控え投手】
・アルフレッド・フィガロ(元オリックス) 24登板 123.2回 8勝6敗 防御率3.42
・園田純規(巨人) 一軍出場無し
・土肥星也(元ロッテ) 6登板 31.2回 1勝0敗 防御率3.13
・レイソン・セプティモ(元中日) 3登板 6.1回 0勝1敗 防御率4.26
・坪井俊樹(元ロッテ) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・村上海斗(元巨人) 一軍出場無し
・山下恭吾(ソフトバンク) 一軍出場無し
【コメント】
投打ともに穴のない布陣を組むことができました。世代屈指の安打製造機坂口智隆選手を1番に、レイエス選手という現NPBトップクラスのパワーヒッターを4番に、それぞれどっしり据えられることで、打線らしい打線がしっかり形成できているのは特に評価したいポイントです。ちなみに、今回3番に配置した楠本泰史選手とレイエス選手が同学年で同じ誕生日というのは何となく意外な感じもします。
投手陣もマリーンズ投手陣の顔的存在である小島和哉投手をはじめ、粒ぞろいの面々が揃っています。その中には育成枠ながら弱冠20歳にしてジャイアンツ二軍のエース格にまで成長した園田純規投手もおり、比較的多めに支配下枠も空いている点も含め、今シーズン中に支配下昇格を掴む可能性はかなり高いはずです。
総合的なチーム力としてはこの7月7日チームが最も優れているというのが個人的な印象です。
㉒7月31日生まれチーム
【スタメン】
1.糸井嘉男(右)(元日本ハムなど) 打率.331(502-166) 19本 81打点 OPS.948 31盗塁
2.岩田幸宏(中)(ヤクルト) 打率.266(357-95) 0本 13打点 OPS.639 14盗塁
3.中島宏之(遊)(元西武など) 打率.331(486-161) 21本 81打点 OPS.937 25盗塁
4.ブレット・ハーパー(一)(元横浜など) 打率.316(225-71) 19本 56打点 OPS.991 0盗塁
5.ジェイジェイ(三)(元横浜) 打率.157(51-8) 2本 5打点 OPS.460 0盗塁
6.狩野行寿(捕)(元横浜) 一軍出場無し
7.窪田洋祐(左)(オリックス) 一軍出場無し
8.崔暁(二)(元巨人) 一軍出場無し
9.赤川克紀(投)(元ヤクルト) 28登板 156.2回 8勝9敗 防御率3.79
【主な控え投手】
・須田幸太(元横浜) 62登板 53.2回 5勝3敗 23ホールド 防御率2.68
・アンディ・バンヘッケン(元西武) 10登板 45.2回 0勝4敗 防御率6.31
・アダム・バス(元楽天) 5登板 15.1回 0勝2敗 防御率7.63
・松本隆之介(横浜) 1登板 5.0回 0勝0敗 防御率3.60
・木本幸広(元ロッテ) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・仲田侑仁(広島) 打率.250(4-1) 0本 0打点 OPS.500 0盗塁
【コメント】
何といっても糸井嘉男選手と中島宏之選手の2枚看板の存在が強烈です。近年は何かとネタにもされがちな両名ですが、全盛期の走攻守に華々しいプレーの数々はまさに「スター」という称号が相応しい選手でした。暗黒ベイスターズで一時期凄まじい打棒を発揮したハーパー選手を含め、上位打線の破壊力は相当なものです。
ただし、このチームには致命的な弱点があり、それはキャッチャー経験のある選手がいないという点です。赤川克紀投手をはじめまずまずの実績を誇る投手陣の力量も引き出しきれない可能性が高いのはもどかしいところです。当時の担当スカウト曰く「野球がうまい」と評された狩野行寿選手の守備力にかけて本チームではキャッチャーに配置してみましたが、狩野選手も本来は内野を幅広く守れる点が持ち味の選手です・・・。
㉓8月11日生まれチーム
【スタメン】
1.山崎晃大朗(右)(元ヤクルト) 打率.258(341-88) 2本 37打点 OPS.643 10盗塁
2.森山周(二)(元オリックスなど) 打率.331(130-43) 0本 9打点 OPS.713 5盗塁
3.松本剛(中)(巨人) 打率.347(395-137) 3本 44打点 OPS.836 21盗塁
4.マイケル・チェイビス(一)(元中日) 打率.254(347-88) 18本 58打点 OPS.766 2盗塁(MLB)
5.辻東倫(三)(元巨人) 打率.250(32-8) 0本 1打点 OPS.583 1盗塁
6.辻本倫太郎(遊)(中日) 打率.132(53-7) 0本 1打点 OPS.321 0盗塁
7.森越祐人(捕)(元中日など) 打率.125(32-4) 0本 1打点 OPS.368 0盗塁
8.廣澤伸哉(左)(元オリックス) 打率.158(19-3) 0本 0打点 OPS.316 0盗塁
9.有原航平(投)(日本ハム) 26登板 182.2回 14勝7敗 防御率2.36
【主な控え投手】
・祖父江大輔(元中日) 54登板 50.1回 2勝0敗 28ホールド 3セーブ 防御率1.79
・福田幸之介(中日) 1登板 1.0回 0勝0敗 防御率0.00
・小熊凌祐(元中日) 14登板 54.2回 5勝2敗 防御率2.80
・アダム・ブライト(元巨人) 一軍出場無し
・宮本武文(元巨人) 一軍出場無し
【主な控え野手】
なし
【コメント】
全体的に機動力に強みのあるチームです。山崎晃大朗選手や松本剛選手などリードオフマン的な役割を担える選手が複数名いる他、森山周選手など代走の役割をこなしてきた俊足自慢も複数おり、ある意味日本らしい攻撃を展開できる点はかなり面白いです。また、中軸にはチェイビス選手もおり、NPBでは途中加入ということも相まって力を発揮しきれなかったものの、MLBでの実績を考えれば頼れる主砲としての役割を期待できるはずです。
ただし、このチームには致命的な弱点があり、それはキャッチャー経験のある選手がいないという点です(2連続)。有原航平投手と祖父江大輔投手という2枚看板を抱えているだけに、この弱点は先ほどの7月31日チーム以上にもったいなく感じます。本チームでもユーティリティ性に期待して内野全般の守備を得意とする森越祐人選手をキャッチャーに配置してみましたが・・・。
㉔8月16日生まれチーム
【スタメン】
1.平沼翔太(二)(オリックス) 打率.265(132-35) 0本 9打点 OPS.650 0盗塁
2.吉納翼(右)(楽天) 打率.000(3-0) 0本 0打点 OPS.000 0盗塁
3.松坂健太(左)(元西武など) 打率.264(91-24) 1本 12打点 OPS.745 2盗塁
4.新井良太(三)(元阪神など) 打率.280(322-90) 14本 51打点 OPS.803 1盗塁
5.フアン・サンタナ(一)(元広島) 打率.182(33-6) 0本 5打点 OPS.388 0盗塁
6.土生翔平(中)(元広島) 打率.125(8-1) 0本 0打点 OPS.347 0盗塁
7.山崎勝己(捕)(元ソフトバンクなど) 打率.229(245-56) 1本 19打点 OPS.549 1盗塁
8.中村奈一輝(遊)(中日) 一軍出場無し
9.ダルビッシュ有(投)(SD) 28登板 232.0回 18勝6敗 防御率1.44
【主な控え投手】
・黒木優太(西武) 55登板 53.1回 6勝3敗 25ホールド 2セーブ 防御率4.22
・ベン・コズロースキー(元広島) 26登板 38.0回 2勝1敗 6ホールド 2セーブ 防御率4.74
・石垣元気(ロッテ) 一軍出場無し
・太田裕哉(元ヤクルト) 一軍出場無し
【主な控え野手】
なし
【コメント】
何といってもプロ野球史上でも屈指の大エースであるダルビッシュ有投手が君臨している点が最大の強みです。近年日本人投手が全体的にパワーアップした要因として、ダルビッシュ投手という現役トップランカーが率先して理論的なトレーニングを普及させていった点が大きいと個人的に考えており、そういう意味でも球史に名を刻むべき存在であることは間違いありません。また、今年の高卒ルーキーである石垣元気投手も同じ8月16日生まれで、少なくとも平均球速の面では歴代の高校生投手の中でも最速クラスにあった素質は非常に高く、こちらも世界クラスの大投手に育つことを切に願います。
一方の野手陣では、攻守に持ち前のスピードを武器に育成枠ながら二軍で爪痕を残した中村奈一輝選手に特に期待しています。その理由は大変浅はかなもので恐縮ですが、先日読谷キャンプにてサインをいただいたうえ、ビール腹の成人男性でしかない筆者にも笑顔で接してくれたからです。がんばれ!中村選手!
㉕9月2日生まれチーム
【スタメン】
1.小瀬浩之(右)(元オリックス) 打率.303(198-60) 0本 11打点 OPS.693 7盗塁
2.渡部遼人(中)(オリックス) 打率.182(66-12) 0本 7打点 OPS.472 4盗塁
3.ギャビー・サンチェス(捕)(元楽天) 打率.273(572-156) 19本 85打点 OPS.788 5盗塁(MLB)
4.フランチー・コルデロ(一)(元西武) 打率.219(242-53) 8本 29打点 OPS.697 4盗塁(MLB)
5.佐野皓大(三)(元オリックス) 打率.214(140-30) 0本 20打点 OPS.555 20盗塁
6.佐野如一(左)(元オリックス) 打率.000(0-0) 0本 0打点 OPS.000 0盗塁
7.イヒネ・イツア(遊)(ソフトバンク) 打率.---(-) 0本 0打点 OPS.--- 0盗塁
8.金子功児(二)(西武) 一軍出場無し
9.海田智行(投)(元オリックス) 55登板 49.0回 1勝2敗 22ホールド 防御率1.84
【主な控え投手】
・田原誠次(元巨人) 64登板 54.2回 4勝3敗 14ホールド 防御率3.46
・三浦瑞樹(中日) 7登板 33.0回 2勝3敗 防御率4.64
・佐藤亮太(元中日) 4登板 12.2回 0勝1敗 防御率4.97
・ビクター・ロペス(元西武) 一軍出場無し
・福泉敬大(元巨人) 一軍出場無し
【主な控え野手】
・柳田将利(元ロッテ) 一軍出場無し
・大脇浩二(元ヤクルト) 一軍出場無し
【コメント】
古参バファローズファンにとって、小瀬浩之選手は忘れてはならない存在のはずです。プレー面では俊足巧打を武器にキャリアの浅いうちから一軍で台頭し、パーソナリティ面でも素朴な人柄からチーム内外から愛される選手でしたが、さらなる飛躍を期待された矢先、キャンプ地のホテルで遺体で発見されました。死の真相はともかくとして、プロ野球選手という職業が常に強大なプレッシャーに晒される立場にあることはこの一件からも絶対に忘れてはいけないと思います。
その小瀬選手も含め、本チームには俊足を持ち味とするバファローズ勢の顔ぶれが目立ちます。特に現役組の渡部遼人選手は貴重な守備面に強みを持つ選手として、麦谷祐介選手とともにバファローズの守備を改善する旗印としての活躍を見たいところです。
なお、今回キャッチャーに配置したサンチェス選手は内野手としてのイメージが強いものの、マイナー時代はキャッチャーの経験もあるので、決して筆者が適当に配置したというわけではありません。
㉖10月10日生まれチーム
【スタメン】
1.ルルデス・グリエル・ジュニア(中)(元横浜) 打率.261(551-144) 24本 82打点 OPS.772 5盗塁(MLB)
2.山本泰寛(遊)(中日) 打率.242(347-84) 4本 23打点 OPS.568 3盗塁
3.岸田行倫(捕)(巨人) 打率.293(266-78) 8本 39打点 OPS.772 0盗塁
4.小谷野栄一(三)(元日本ハムなど) 打率.311(569-177) 16本 109打点 OPS.811 8盗塁
5.井手正太郎(左)(元ソフトバンクなど) 打率.255(98-25) 4本 13打点 OPS.723 0盗塁
6.ルーク・ワカマツ(二)(元中日) 打率.000(3-0) 0本 0打点 OPS.250 0盗塁
7.マイカ与那嶺(一)(元日本ハム) 一軍出場無し
8.小針大輝(右)(横浜) 一軍出場無し
9.山崎伊織(投)(巨人) 25登板 156.1回 11勝4敗 防御率2.07
【主な控え投手】
・大石達也(元西武) 36登板 31.2回 1勝0敗 3ホールド 防御率1.71
・小木田敦也(オリックス) 38登板 49.1回 4勝0敗 7ホールド 防御率2.19
・中川颯(横浜) 29登板 57.0回 3勝0敗 5ホールド 1セーブ 防御率4.42
・津留崎大成(楽天) 33登板 34.1回 1勝1敗 1ホールド 防御率4.19
・宮川哲(元西武など) 45登板 48.2回 1勝0敗 1ホールド 1セーブ 防御率2.59
・椎野新(元ソフトバンク) 36登板 46.0回 5勝2敗 6ホールド 防御率3.13
・木下雄介(元中日) 18登板 17.2回 0勝0敗 1セーブ 防御率4.08
・若竹竜士(元阪神) 2登板 6.1回 0勝1敗 防御率5.68
・ユーリ・ラモス(元巨人) 一軍出場無し
・濱岡蒼太(西武) 一軍出場無し
【主な控え野手】
なし
【コメント】
ベイスターズを贔屓球団としている筆者にとって、グリエル選手(弟)の存在は非常にコメントに困るところです。当時強豪キューバ代表の主力グリエル選手(兄)が華々しいプレーを見せた翌年の2015年にその弟が加わるとあって、筆者はとんでもなくワクワクしたのですが・・・。結局シーズン開幕前に兄弟揃ってアメリカに亡命し、当該シーズンのベイスターズは一瞬の夢こそ見せてくれたものの最下位に終わりました。その後兄弟揃ってMLBで活躍したわけですが、それだけに彼らが亡命せずにベイスターズに残った世界線も見たかったところです。
そのグリエル選手の他に本チームの軸となるのは岸田行倫選手と山崎伊織投手のジャイアンツ組で、チームのエースと主力捕手が同じ誕生日というのはかなり熱い組み合わせです。その他にも北の打点王小谷野栄一選手など全体的に実力者が粒ぞろいで、下位打線がやや脆弱な点を除き、かなりハイレベルなチーム編成と言っていいでしょう。
以上、今回の掲載対象となった全26チームの紹介をさせていただきました。筆者自身はこれまで選手の誕生日に着目することなどあまりなかったのですが、今回記事を書くにあたって新たな発見が多くありました。特に「玉村昇悟投手/奥川恭伸投手(2001/4/16)」や「森浦大輔投手/山崎颯一郎投手(1998/6/15)」などの同年同日生まれの選手の発見は個人的に興味深く、こうした組み合わせの選手たちを比較しながら見てしまいそうな感じがしています。
といったところで、本記事の内容は以上とさせていただきます。
ここまでお読みくださったみなさまの野球観戦ライフの役に立てましたら、大変幸いでございます。
拙い内容の記事でしたが、最後までお付き合いくださり誠にありがとうございました。