ベイダーたかはしの野球雑記

野球に関する様々な情報/雑感を発信します。

【東北楽天ゴールデンイーグルス】2024年のドラフト方針を考えてみる

0.まえがき

みなさんこんにちは。ここ数年、イーグルス戦を現地で観戦する際はなぜか瀧中投手が先発のことが多い、ベイダーたかはしと申します。

 

本記事では前回に引き続き12球団の2024年ドラフト指名考察シリーズということで、今回は東北楽天ゴールデンイーグルスについて深堀りしていきたいと思います。

 

前回からかなり時間が空いてしまい、その間にずいぶん有識者のドラフト予想記事が増えてきていますが、こちらのブログでも12球団最後まで書ききりたいと思います。

 

 

 

 

 

1.現状整理(投手編)

 

 

【表の見方】

  • 年齢は「2025年3月31日」時点での数字を記載しています。
  • 今シーズンの一軍出場機会が多い順に「赤太字赤細字→黒字→青細字青太字」で表記しています。(2024年ペナントレース終了時点)
  • 育成契約選手は表に記載できていません。

 

昨シーズンに引き続き、今シーズンも4位で惜しくもクライマックスシリーズを逃してしまったイーグルス。その一因に投手陣が関わってしまっていることは間違いなく、12球団ワーストのチーム防御率3.74の改善は必須と言えるでしょう。

 

まず先発陣ですが、球界でも屈指の球威を誇る左腕の早川投手が、ついにチームのエースとして1年間稼働し続けました。試合によってやや好不調の波が激しい印象はあるものの、その奪三振能力は日本人でも屈指のレベルであり、来シーズン以降も大黒柱として君臨する可能性が高いでしょう。

ただ、先発2番手以降の主戦先発陣をどう評価するかは難しいところです。不惑にしてなおもタフネスぶりを発揮する岸投手、今シーズン本格的に先発ローテに定着した藤井投手、先発転向にて一定の成果を収めた内投手の3名は、細かい離脱もありながら、シーズンのほとんどの期間を主戦先発投手として支えました。この3名は多彩な球種をゾーンに投げ込む制球力に強みを持つものの、奪三振能力が高くないという欠点があり、指標の面では若干の不安が残ります。加えて、岸投手については、年齢だけを見るといつ衰えが来てもおかしくないという懸念もないわけではありません。

先発5番手以降を見ても、同様にゲームメイク力こそあるものの奪三振の少ない瀧中投手、ルーキーとして一定の成果を見せたもののスタミナ面に課題の古謝投手、球威こそ高いものの度々打ち込まれるポンセ投手、剛速球の制球に苦しみ足踏みのシーズンとなった荘司投手と、現状は安定感の面で主戦投手を任せるには物足りない顔ぶれとなってしまっています。

もっとも、今シーズンのイーグルス先発陣に若返りの兆しが出てきたことは明るい材料として挙げられるでしょう。先に名前を挙げた藤井投手や内投手は先発投手としてブレイクを果たしましたし、古謝投手や荘司投手についても出力の面では申し分ありません。今後の有力なエース候補として投資しがいのある存在が何名か台頭してきていることから、今ドラフトも用いて、質と量の両面でさらに先発投手の競争を激化させていきたいところです。

 

 

先発投手については一度このくらいにしておいて、次に中継ぎ陣の状況について見ていきます。

 

今シーズン、イーグルスのチーム救援防御率は3.63という値になっており、これは残念ながら12球団ワーストの値となってしまっています

この低調な中継ぎ防御率になってしまった大きな原因は、「一軍である程度抑えられる投手層の薄さ」です。

それを示すために、以下に中継ぎとして10試合以上で一軍登板を果たした投手の成績を記載します。(登板数順)

 

 

  • 弓削隼人投手 :34登板 防御率5.94 WHIP1.53
  • 西垣雅矢投手 :18登板 防御率7.50 WHIP2.22
  • ターリー投手 :17登板 防御率2.93 WHIP1.76
  • 津留崎大成投手:14登板 防御率6.85 WHIP1.73
  • 吉川雄大投手 :13登板 防御率5.40 WHIP2.00(リリース予定)

 

上記を見ていただければわかる通り、上6名については、則本投手の不安定さなどの懸念はあれど、一軍で結果を出していると言えます。しかしながら、下5名については結果の面でも指標の面でも苦しい数字が並んでおり、いわゆるビハインドリリーフを任せることも躊躇してしまうかもしれません

今シーズンのイーグルスは、この5名の他にも、「二軍ではまずまずの結果を出しているが一軍では結果を残しきれない投手」が、主に20代後半に何名かいます。伊藤投手や松井投手あたりがそういった立場の代表的な投手と言えるでしょう。彼らの伸びしろを見捨ててしまう必要はないですが、このまま放置しておくにはあまりに危険なセクションであるため、中継ぎの層については今ドラフトで必ず補強しておきたいところです。

 

ここまで先発陣と中継ぎ陣の現有戦力について見ていきましたが、この2つに共通して言えるのは、「一軍主戦力投手とその他の投手の力量差が大きい」という点です。今シーズン奮闘した投手の柱たちが来シーズン以降離脱した場合、そこを補えるほどの選手層が非常に薄く、現時点の編成はかなり危うさを抱えてしまっています。したがって、先発中継ぎ問わず、いわゆる即戦力候補の投手にドラフトのリソースを2,3枠程度は割いていくべきでしょう。ただし、昨年度は投手重視のドラフトを敢行した上、後述の通り野手についても課題を抱えていることから、そのあたりバランスは考慮していくことは必要と思います。

 

最後に、高校生投手の獲得についてですが、ここは戦略の取り方によって判断が分かれるところと考えています。昨シーズンは高校生投手を3名獲得し、うち2名が一軍デビューを果たすなど、順調に育成が進んでいます。そのバランスを考えれば、今シーズンは高校生投手の指名を控えるべきかもしれませんが、一方でこの成功の兆しのある高校生重視の方針を貫いていくという方法も考えられます。

内投手の育成成功例もありますので、個人的には大型の素材高校生重視の方針を継続していくのも面白いかなと考えています。豊作カテゴリーということもあり、最低1名は支配下で高校生投手を獲得しつつ、昨年の方針を踏襲するのであれば思い切って複数名確保してもよいのではないでしょうか。

 

ということで、ここまで述べたことをまとめます。

 

現状のイーグルス投手陣容を鑑みたとき、今年のドラフトで狙うべき選手は以下の通りです。

 

 

【投手指名方針のまとめ】
  1. 先発中継ぎ問わず、早いうちから一軍枠争いに割って入れる即戦力候補投手(複数名)
  2. 近年の方針を踏襲した、将来性豊かな大型の高校生投手(支配下で1,2名程度)

 

 

2.現状整理(野手編)

 



【表の見方(再掲)】

  • 年齢は「2025年3月31日」時点での数字を記載しています。
  • 今シーズンの一軍出場機会が多い順に「赤太字赤細字→黒字→青細字青太字」で表記しています。(2024年ペナントレース終了時点)
  • 育成契約選手は表に記載できていません。

 

チーム打率.242と平凡な打撃成績になってしまいながらも、12球団2位のチーム盗塁数90と、足や小技を絡めて得点を稼ごうとする意図の見えた今シーズンのイーグルス。ただ、チーム攻撃スタッツだけ見ればまずまずの数字を残したものの、チーム防御率ワーストの投手陣にも増して、野手陣にはドラフトを用いたテコ入れが必要な状況であると考えています。

 

筆者がそう考える最大の理由が、「25歳以下の選手の一軍経験が、他球団と比較しても特に少ない」という点です。

 

参考までに、今シーズン12球団において200打席以上立った25歳以下の選手を並べると

 

  • 楽天    :0名(最高が中島選手と安田選手の128打席)
  • 阪神    :2名(森下選手526打席、前川選手362打席)
  • 広島    :1名(小園選手588打席)
  • 横浜    :3名(梶原選手351打席、度会選手272打席、森選手200打席)
  • 巨人    :1名(門脇選手405打席)
  • ヤクルト  :3名(長岡選手611打席、村上選手610打席、丸山選手296打席)
  • 中日    :4名(岡林選手460打席、村松選手418打席、田中選手343打席、石川選手275打席)
  • オリックス :2名(紅林選手523打席、太田選手369打席)
  • ロッテ   :2名(友杉選手393打席、藤原選手264打席)
  • ソフトバンク:2名(正木選手282打席、柳町選手237打席)
  • 西武    :6名(西川選手335打席、古賀選手279打席、長谷川選手239打席、蛭間選手232打席、山村選手223打席、野村選手204打席)
  • 日本ハム  :5名(万波選手556打席、水野選手359打席、水谷選手353打席、田宮選手349打席、清宮選手329打席)

 

「若手の出番が多い」=「いいチーム」などと短絡的に結びつけるつもりは全くありませんし、中島選手や安田選手の力量を否定するつもりも全くありません。しかし、現状のイーグルスは中堅~ベテラン層への依存度が非常に高く、5年後の主力候補として計算できる存在が非常に手薄なことは事実です。したがって、投手陣の課題も小さくないながらも、今ドラフトでは野手にリソースを多めに割くことが、半ば必須ではないかと考えています。

 

 

という野手編成の課題に触れたところで、次に捕手陣を見ていきます

 

現在のイーグルス捕手陣は支配下5名、育成2名の計7名しかおらず、非常に枚数が少ないです。一軍では攻守になかなかの貢献度を誇る太田選手、今季開花の兆しを見せた石原選手、打力に定評のある安田選手はまずまずの出場機会を得ましたが、3名とも正捕手を奪い取るには一歩足りない状況と言えます。

したがって、他球団と比較しても質と量の両面で物足りない布陣である捕手については、今ドラフトで補強する優先度が非常に高いと言えるでしょう。安田選手を捕手として起用するかどうかにもよるかもしれませんが、大社の即戦力候補1名、高校生の捕手1名の計2名を、今ドラフトで獲得しても全く問題ないと思います。

 

 

人数が不足しているという意味では、外野手も課題は同様と言えるでしょう。現在のイーグルスは外野手登録の選手がわずか9名と少なく、内野手登録の伊藤選手、渡邊選手、阿部選手あたりを時折外野で起用しながら運用を何とか回していた印象です。小郷選手辰己選手は不動のレギュラーと言える存在であり、中島選手もルーキーながら一定の成績を収めるなど計算が立たないわけではありませんが、一方で少し衰えがみられるベテランや伸び悩む若手も多く、外野陣の層は薄いと言わざるを得ません

したがって、外野3枠目を争う力量のある即戦力候補の外野手は、今ドラフトでも優先度を上げて1名獲得すべきでしょう。

 

 

最後に内野陣についてですが、特に懸念されるのは浅村選手の後釜問題であると考えます。2011年の一軍定着以降長年安定した成績を残しており、今シーズンもチームではナンバーワンの長打力を誇っていますが、一方で攻守ともに徐々に衰えがみられることも確かです。また、今シーズンサードとして2番目に出番を得たのも、これまたベテランの鈴木大地選手であり、同様にコーナーポジションを守りながら打力を発揮できる阿部選手もベテランであることを考えると、打力のあるコーナーポジション候補の選手確保は急務と言えるでしょう。

たしかに安田選手や黒川選手など、若さと打力を兼ね備えた存在は何人かいますが、彼らもまだレギュラーとして定着した経験もないうえ、この2名は左打者であることから、可能であれば右の長距離候補を1名確保したいところです。

 

ということで、ここまで述べたことをまとめます。

 

現状のイーグルス野手陣容を鑑みたとき、今年のドラフトで狙うべき選手は以下の通りです。

 

 

【野手指名方針のまとめ】
  1. 早期に正捕手争いを演じる可能性の高い即戦力候補捕手(1名)
  2. 外野3枠目のレギュラー争いに割って入れる即戦力候補外野手(1名)
  3. 浅村選手、鈴木選手、阿部選手の後釜として長打を期待できる内野手(1名)
  4. 二軍で出番を得ながら磨く価値のある高校生捕手(できれば1名)

 

 

 

 

3.ドラフト指名案

ここまで述べてきた通り、投打ともに編成上課題を抱えているイーグルスが、今ドラフトでどのポジションに優先的にリソースを割くべきかは、非常に難しいところです。投手を優先しても、野手を優先しても全く間違いではないと思いますが、先にも述べた通り野手の方がより一軍戦力に近い存在のプロスペクトが少ないことから、筆者としては「野手に重心を寄せるべき」であると考えます。

 

野手分析の項で4つの補強ポイントを挙げさせていただきましたが、そのうち「外野手の即戦力候補」「浅村選手の後釜候補」のどちらの可能性も期待できる大商大渡部選手が、最もイーグルスの事情に合致した選手であると考えました。この渡部選手を軸とした指名パターン(以下、「渡部選手指名パターン」)を第一の指名案として作成しました。渡部選手を軸に、できるだけ現状の補強ポイントをまんべんなく埋めることを意図した、どちらかというと即戦力重視の内容となっています。

 

一方で、野手陣でいえば質と量の不足は見逃せない問題です。そこで、高校生捕手ではナンバーワンの存在である健大高崎箱山選手を軸とした指名パターン(以下、「箱山選手指名パターン」)を第二案として作成しました。箱山選手に加え、上位でNTT東日本野口選手を指名して捕手強化を狙いつつ、高校生の大型素材投手にも大きくリソースを割くという、どちらかというと昨年のドラフト指名に寄せた内容となっています。

(世間一般より箱山選手を高く評価している自覚はございますが、ご承知おきください・・・。)

 

 

なお、2024年ペナントレース終了時点でイーグルス支配下人数が少ないことを考慮して、支配下指名の想定人数は多めの7名としました。

 

 

 

【渡部選手指名パターン】

 

  • 1位の渡部選手は、広角に長打を放てる完成度の高い打撃と、50m6.0秒の俊足と遠投110mの強肩を兼ね備える、今ドラフト最強クラスの打撃能力を誇る外野手です。逆方向にも引っ張ったかのような強烈な打球を放てる点、三塁守備も無難にこなせる点を考えると、浅村選手の後釜候補としても期待できる点も魅力的です。

 

  • 2位の佐藤投手は、最速148km/hのストレートとスライダーをはじめとする多彩な変化球で支配的なピッチングをする即戦力候補の左腕です。特に直球は縦回転成分が強いとのことで、球速こそ目立たないものの多くの打者がボールの下を空振ってしまいます。富士大OBの鈴木翔天投手に続く、ストレートで押していけるサウスポーとしての活躍を期待できる存在です。

 

  • 3位の飯山選手は、元日本ハム飯山裕志氏を父に持つ、俊足強肩が持ち味のセンター系外野手です。守備職人の血筋なのか、この飯山選手も広範囲の外野守備を最大の持ち味としています。攻撃面でも安定したヒットツールと盗塁能力を兼ね備えており、近未来のリードオフマン候補として育てる価値は十分にあるでしょう。

 

  • 4位の山口投手は、身長193cmの恵まれた体格から、足を大きく振り上げるフォームで最速151km/hを投げ込む、まさに未完の大器と呼ぶのがふさわしい高校生右腕です。一方でランナーを置いた時の投球など細かい技術面については課題もある印象です。右の育てがいのある大型素材型ということで、地元投手であることを抜きにしてもまさにイーグルス好みの投手でしょう。

 

  • 5位の笹原選手は、遠投120mの地肩の強さを活かしたスローイングとパンチ力を秘めた打撃が持ち味の大学生捕手です。4番キャッチャーとしてチームを引っ張り、チャンスでは広角に長打を量産するなど、特にここ最近はバッティングでの成長が著しい印象です。個人的には今年の大学生キャッチャーでは一番の総合力を持っていると見ています。

 

  • 6位の東山投手は、ダイナミックなオーバースローから最速150km/hの直球と多彩な変化球で三振の山を築く社会人右腕です。特にこのフォームから放たれる直球は縦回転成分が多いとのことで、球速以上に空振りを奪えるボールです。チームでは中継ぎ起用で結果を出し続けており、オーソドックスな即戦力中継ぎ候補の中ではかなり戦力として見込みやすい存在です。

 

  • 7位の志水選手は、今春に大阪桐蔭履正社を撃破した扇の要として一躍ドラフト候補に浮上した、キャッチャーらしい小柄かつがっしりした体型の捕手です。二塁到達1.8秒台のスローイングが最大の持ち味で、他の有力捕手候補と比較しても遜色ないレベルです。打撃はまだパワー不足なものの広角にヒットを放てるミート力を備えており、スイングの鋭さが付けば面白い存在です。

 

 

 

 

【箱山選手指名パターン】

 

 

  • 1位の箱山選手は、今年の高校生ではナンバーワンの総合力を持つキャッチャーです。守備面では地肩の強さに加え、送球時の持ち変えの早さと正確性を兼ね備えています。打撃面でも、両翼99mの球場で場外弾を放つなど、パワーと思い切りの良さを兼ね備えています。いわゆる野球脳も高い次元で持っている印象で、唯一の欠点は、足があまり早くないことくらいでしょう。

 

  • 2位の清水投手は、身長193cmの高身長から最速149km/hのストレートを投げ下ろす、今ドラフト屈指の大型右腕です。高身長も相まって、既に指にかかった時の直球は球速以上に威力を感じます。育てばメジャーリーガーのような制圧力を有する存在になることを想起させる逸材です。

 

  • 3位の野口選手は、強肩と強打のレベルが両方とも高い、今ドラフトではトップクラスの即戦力候補キャッチャーです。加えて名門社会人チームでも主戦捕手を務め、U-23でも主将を務めるなど、経験値も豊富です。バッティングについては特にパワー面に強みがあり、芯を喰った時の飛距離については、捕手であること抜きに今ドラフトでも上位クラスでしょう。

 

  • 4位の冨士投手は、最速144km/hのストレートと球速差の大きな変化球を武器に奪三振を量産する高校生左腕です。186cmの身長以上に手足の長さを感じさせる体格から球持ちの良いスリークォーターで相手打者から空振りを奪います。まだまだ細身の体型をプロ仕様に鍛えて最大出力をさらに高めたいところです。

 

  • 5位の安徳投手は、柔らかさのある腕の振りから最速152km/hの直球と多彩な変化球を投げる大学生右腕です。特にこの直球の球筋がきれいな印象で、コースに決まった時は特に見ていて気持ちよさを感じます。特に今年はリーグ戦で先発としても次々に結果を残しており、さらに評価を上昇させている印象です。

 

  • 6位の大西選手は、豪快なスイングと逆方向にも安打を放つ柔らかさを併せ持った、高卒4年目のスラッガー候補です。今年の都市対抗予選では打率.636ととにかく打ちまくり、本戦でも二打席連発弾を放つなど、今年の打撃面の実績はドラフト候補でもトップクラスです。守備についても一三塁に加え外野経験もあるなど、まずまずの使い勝手を有しています。

 

  • 7位の有馬投手は、身長190cmの細身の体から最速146km/hの直球を投げ込む大型素材型右腕です。高校2年生から本格的に投手転向し、スタミナはあるものの制球面は粗削りという、まさに本物の素材というべき存在です。その成長速度は目覚ましく、プロで鍛えればあっという間に最高球速を10km/h更新してもおかしくありません

 

 

イーグルスについてはどのポジションに重きをおいても間違いではないと思える状況である以上、逆にドラフト指名案を作成するのが難しかったです・・・。

 

ということで、今回の記事は以上です。

ここまでお付き合いくださり誠にありがとうございました。

 

次回は2024年埼玉西武ライオンズのドラフト戦略について記事にする予定です。